伝票テンプレートのサービスの種類
伝票テンプレートサービスには、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
1、クラウド型伝票作成・管理システム
2、無料でダウンロードできるテンプレート提供サービス(主にExcelやWord形式)
3、伝票の印刷・作成を請け負うサービス(オーダーメイドやテンプレートのカスタマイズ含む)
2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法では、電子取引のデータ保存が義務付けられました。しかし、紙の伝票の保存義務もまだ残っているため、どちらの法令にも対応できる体制を構築する必要があります。現在は、完全電子化に向けて、様々な課題を抱えながら紙の伝票と電子伝票が混在しています。
自社の実情に合わせた選択をして頂くために、それぞれの特徴と代表的なサービスを挙げます。

1) 無料でダウンロードできる伝票テンプレート
主にWordやExcel形式で、会計伝票(入金、出金、振替など)や、納品書、請求書などのテンプレートを無料で提供しています。自社で印刷して利用する場合に便利です。

- ・マネーフォワード クラウド会計:
- 税理士監修の伝票テンプレート(Word・Excel形式)を無料でダウンロードできます。入金伝票、出金伝票、振替伝票など、基本的な伝票の種類が揃っています。
- 伝票のテンプレート(ワード・エクセル)一覧 | 会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」
- ・bizocean(ビズオーシャン):
- 様々なビジネス文書のテンプレートを提供しており、伝票の書式も豊富に揃っています。Word、Excel形式でダウンロード可能です。
- 「伝票」の書式テンプレート・フォーマットのダウンロード|bizocean
- ・印刷通販サイト(ラクスル、プリントフェスタなど):
- 印刷注文を前提としていることが多いですが、無料で伝票の印刷テンプレートを提供しているサイトもあります。
- 領収書・伝票の印刷テンプレートダウンロード(無料) – ラクスル
- 伝票テンプレートを無料ダウンロード|印刷通販プリントフェスタ
メリット:
・費用がかからない。
・手軽に始められる。
デメリット:
・会計システムとの連携はない。
・自社で印刷する必要がある。
・手書き入力が前提の場合が多い。

2)伝票の印刷・作成を請け負うサービス
オリジナルの伝票や、既存のテンプレートをカスタマイズして印刷・製本してくれるサービスです。複写式の伝票が必要な場合や、社名・ロゴなどを入れたい場合に適しています。また、デザインテンプレートを利用した「Webのオンライン編集」で伝票印刷を提供するシステムを提供している会社もあります。
- ・伝票王:
- 業界別のテンプレートを「ちょっとだけ直したい」という要望に応えるカスタマイズテンプレート伝票サービスを提供しています。名入れ伝票印刷も可能です。
- 自由に直せるテンプレート伝票 – 伝票王
- ・印刷通販プリントフェスタ
- オリジナル単票・複写伝票の印刷専門店。今使っている伝票をそっくりそのまま作成したり、無料のデザインテンプレートから格安で作成することも可能です。
- 伝票印刷のプリントフェスタ

- ・カウネット工房 伝票スピード作成サービス:
- 領収証や納品書などの伝票に社名やロゴマークを入れて印刷してくれるサービス。5冊から注文でき、最短翌日出荷のスピード対応が特徴です。
- 伝票名入れ|印刷サービスなら「かうねっと工房」 – カウネット
メリット:
・オリジナルの伝票が作成できる。
・複写式伝票など、特殊な伝票にも対応。
・プロが印刷するため高品質。
デメリット:
・費用がかかる。
・注文から納品まで時間がかかる場合がある。
3)クラウド型伝票作成・管理システム
会計ソフトや販売管理ソフトに付随する機能や、伝票発行に特化したクラウドサービスです。データ入力の手間を省き、電子帳簿保存法にも対応しやすいのが特徴です。
〇 会計ソフト・販売管理ソフトの機能:
・多くの会計ソフト(例: マネーフォワードクラウド会計、弥生会計、freee会計など)や販売管理ソフトには、伝票入力・発行機能が備わっています。入力したデータから自動的に伝票が作成され、印刷やデータ保存が可能です。
・例: 弥生販売、OBC 商奉行クラウドなど

〇 運送会社の送り状発行システム:
- ヤマト運輸の「B2クラウド」、佐川急便の「e飛伝Ⅲ」など、運送会社が提供するクラウドサービス。オンラインで送り状(伝票)を作成・印刷し、出荷情報と連携できます。
- 送り状発行システムB2クラウド – ヤマト運輸
- 【佐川急便】e飛伝Ⅲ|送り状発行サポート

- 〇 銀行のWeb伝票作成サービス:
一部の銀行では、窓口でのお手続きに必要な振込伝票や入金伝票などを、事前にWeb上で作成・印刷できるサービスを提供しています。 - ・例: Web伝票作成支援サービス
- ・きらぼし銀行
- ・三十三銀行
- ・宮崎銀行
- ・筑邦銀行など
- 〇 伝発名人クラウド(ユースウェア・ネットワーク・サービス):
- ・累計販売数31,000本以上の実績を持つ伝票発行ソフトウェアのクラウド版。指定伝票や自社伝票の設計・発行が自由自在で、基幹システムとの連携も可能です。
- 指定伝票とは?指定伝票の設計・発行をクラウドでラクに安く!
メリット:
・データ入力の手間が省ける(自動連携など)。
・電子帳簿保存法に対応しやすい(データ保存が容易)。
・検索性や管理が容易。
・ペーパーレス化を推進できる。
デメリット:
・システムの操作を覚える必要がある。導入費用や月額費用がかかる場合がある。

4)紙の伝票から電子化への対応
2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法では、電子取引のデータ保存が義務付けられました。しかし、紙の伝票の保存義務もまだ残っているため、どちらの法令にも対応できる体制を構築する必要があります。紙の伝票と電子化の使い分けには、多くの課題が存在します。企業の規模や業種、業務内容によって適切なバランスを見つける必要があります。
自社の伝票の種類、作成頻度、電子化への対応状況、予算などを考慮して、最適なサービスを選択することをおすすめします。
〇 下記の頁で、オリジナル伝票の印刷に対応しています。