
「チケットをできるだけ安く作りたい」
「デザインは苦手だけど、おしゃれなチケットがほしい」
印刷会社には、こんなご相談がよく寄せられます。
チケットを”使う”機会はあっても、自分で”作る”となると、戸惑いますよね。
そんなときにおすすめなのが、「チケット用のデザインテンプレート」を使った作成方法です。
テンプレートを使えば、デザインを選ぶだけで簡単・安い・見栄え良しのチケットを作れます。
本記事では、テンプレートを使うメリット・デメリット、そして注文までの流れまで分かりやすく解説します。
初心者OK!テンプレートを使ったチケット作成【2つの手順で完了】
1.デザインテンプレートとは?

デザインテンプレートとは、あらかじめ完成されたチケットのデザインのひな型のことです。
専門知識がなくても、好きなデザインを選んで文字を入れるだけで簡単にチケットを作成できます。
これにより、初心者の方でも手軽にプロ並みの仕上がりを実現できるのが大きな特徴です。
2.チケット作成で知っておきたい!デザインテンプレートの5つのメリット
- 1.時間の大幅節約
0からデザインを考える必要がく、規格や内容の検討に集中できます。
- 2.プロフェッショナルな仕上がり
プロが考えたデザインで、イベントの信頼性や魅力を高められます。
- 3.手軽なカスタマイズ性
文字や色、画像を簡単に変更し、自分のイベントに合わせられます。
- 4.コスト削減
デザイナーへの依頼費や学習コストを削減でき、多くは無料または低価格で利用可能です。
- 5.デザインの統一感
複数のチケットでもテンプレートを使うことで、一貫したデザインが保てます。 - 1.デザインの独自性が低くなる可能性
既存のテンプレートから選ぶため、他と似たデザインになりがちです。
オリジナリティを重視するイベントにはあまり向いていません。 - 2.カスタマイズに限界がある
文字や色の変更は可能ですが、細かい部分の調整は難しい場合があります。
また、大きなデザイン変更をすると統一感が損なわれる恐れもあります。 - 3.ターゲットへのアプローチが弱まることも
- イベントのイメージに合ったテンプレートが見つからない場合があります。
- そんな時は、自分でデザインした方が効果的なチケットになることもあります。

3.デザインテンプレート利用時に知っておきたい3つの注意点

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チケット作成のポイント
https://www.printfesta.com/column/ticket-creation-points/
4.チケット作成までの2STEP

デザインテンプレートを使ったチケット作成は、たった2つのステップで完了します。
テンプレート探しから発注先選びまでの流れを、分かりやすく紹介します。
STEP1:テンプレートを探す
まずは、自分のイベントに合ったテンプレートを見つけましょう。
以下のようなサイトでは、無料または低価格で豊富なテンプレートが提供されています。
■Canva
豊富なチケットテンプレートをドラッグ&ドロップで編集可能。初心者でも操作しやすく、スマホでもデザインできるのが強みです。
https://www.canva.com
■Graphic(ネット印刷グラフィック)
チケットテンプレートを無料で提供し、編集後すぐに印刷注文できるのが魅力。
テンプレートから印刷までの導線が整っています。
https://www.graphic.jp/?srsltid=AfmBOoozAJ1oVZ58tdzulAt1oszKKBiegoF2cO9mePViTEhXWDbusj4j
■クイックデザインONLINE(キングプリンターズ)
印刷通販と連動したテンプレート編集機能を持ち、デザイン → 印刷まで一気に進められる利便性があります。
https://kingprinters.com/quickdesign
STEP2:印刷会社に発注する
気に入ったテンプレートが見つかったら、印刷会社を選んで発注しましょう。
テンプレートの種類や対応範囲は会社によって異なるので、事前に確認するのが大切です。
※一部の印刷会社では、自社提供のテンプレートのみでの発注に限定されていることもあります。
いかに、テンプレートを使ったチケット印刷ができる会社をいくつかご紹介します。
■株式会社プリントフェスタ
テンプレートの種類が豊富で、イベント内容に合わせて文字を編集するだけでプロっぽいチケットが完成します。
「テンプレから選んでカンタンに作りたい」「納期や予算にも配慮したい」方におすめです。https://www.printfesta.com/music-ticket-full.php
■ラクスル
テンプレート用のデータフォーマットが提供されており、自作デザインの印刷にも対応。
「ある程度デザインができる人向け」「一括で発注したい方」に向いています。
https://raksul.com/
■印刷屋さんドットコム
規格外サイズにも柔軟に対応でき、独自フォーマットを使いたい人に便利。
「テンプレート+αのカスタマイズ」に挑戦したい方向け。
https://www.insatsuyasan.com/
5.まとめ:チケット作成、テンプレートを使えばもっと手軽に
チケットを自分で作るのはハードルが高く感じるかもしれませんが、テンプレートを活用すれば、だれでも簡単にプロのような仕上がりが実現できます。
デザインに自信がない方や、時・コストを抑えたい方にとって、テンプレートの活用は非常に有効な選択肢です。
テンプレートが使えるサイトや印刷会社も多く、目的や使いやすさに応じて自分に合ったサービスを選ぶことができます。
まずは気になるテンプレートサイトをチェックして、イメージに合うデザインを探してみてください。
きっと「これならできそう!」と思えるチケット作りがみつかるはずです。
ちなみに、この記事を作成しているプリントフェスタでも、テンプレートを活用したチケット印刷に対応しています。