無線綴じと中綴じは、「見た目の高級感」はどちらが高いか?

無線綴じと中綴じ冊子では、「見た目の高級感」は、どちらが高いか。
どのような視点で「見た目の高級感」を判断するかにも寄りますが、下記にそのいくつかのポイントを纏めてみました。
「無線綴じ冊子」の特徴
無線綴じと中綴じの「見た目の高級感」は、本の用途にも現れています。
例えば、無線綴じは、小説、テキスト、研究報告書、写真集等と比較的に長期使用で、厚くてしっかり感のある本に多いです。
下記のような無線綴じの特徴が、「高級感のポイント」になると思われます。
| 背表紙がある | 本棚に並べた時にタイトルが見え、一冊の「本」としての存在感が出ます。 |
| 厚みを出せる | ページ数が多いほど重厚感が増し、プロっぽさやフォーマルな印象を与えます。 |
| 角が立つ | 断面がピシッとしているため、本棚で自立して背文字がしっかり確認できます。 |
| カバーを付ける | カバーを付けて本の保護や耐久性の向上を図ることもできます。 |

「中綴じ冊子」の特徴
一方中綴じは、週刊誌、フリーペーパー、カタログ、説明書等どちらかと言えば短期使用の本に使われています。
無線綴じよりも製本の作業スピードが速く、印刷料金も比較的に安いのが特徴です。本の用途から見ても、カジュアルで簡易的な本のイメージが強いです。

| 背表紙がない | 背表紙がないので、本棚に並べた時にタイトルが見えません。 |
| 厚みがない | 60頁位までの本が多いので、本の厚みに限界があります。 |
| 本の開きが良い | 二つ折りにした紙の真ん中をホチキスで留めているだけなので、本の開きが非常に良い。半面、保管状態では針金が錆びたりすることもあります。 |
無線綴じと中綴じの「見た目の高級感」はどちらか
結論を述べますと、上記理由からしても無線綴じと中綴じの「見た目の高級感」は、無線綴じが高いと言えます。
無線綴じ冊子は本のページ数の厚さ、本の耐久性、背文字印刷が可能、本棚での管理のしやすさなどのメリットが多い点からも「見た目の高級感」の条件を備えています。
中綴じは、週刊誌、フリーペーパー、カタログなど、どちらかと言うとカジュアルな印刷物に用いられているので、用途の面からみると「見た目の高級感」とはやや遠く思われます。
本棚には、(上製本や糸かがりの本も多いのですが)無線綴じ冊子が多いですが、数百ページの厚い本の背文字が並んでいるだけで、「見た目の高級感」を感じます。
「見た目の高級感」は本の耐久性にも関係していますので、詳しくは「無線綴じと中綴じは、どちらが耐久性があるか?」をご参照ください。
▼無線綴じ冊子が多い本棚
