
領収書は見たことはあるけど、
いざ自分が作る側になったらどうすればいいのかわからない人も少なくないのではないでしょうか?
市販品の領収書で間に合う場合はそれでいいのですが、
「事業が拡大して需要が増し、数が必要になった」
「個人事業主としてオリジナリティを出したくなった」
など、意外とご自身で作る機会は意外と多いです。
そこで本記事では、
「無料のオンラインサービスを利用した、領収書を誰でも簡単に作れる方法」を紹介したいと思います。
それではご覧ください。
▶この記事でわかること
・領収書が簡単に作れるオススメの無料オンラインサービス
・作った領収書データを印刷できる印刷会社
領収書の簡単な作り方
STEP1)オンラインサービスを利用してデータを作成

まずは「どういう領収書を作りたいのか」をPDFデータで出力します。
▶PDFデータとは
PDFは「Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)」の略称で、Adobe社が開発した電子文書ファイル形式。
印刷やビジネス文書に適したファイル形式となります。
WordやExcel、Photoshopで作成でき、拡張子が「.pdf」のファイル。
そのために活用するのがオンラインサービスです。
オンラインサービスでは、電子領収書の作成や紙の印刷データを作成し、ご自身のプリンターなどで簡単に印刷できます。
多くのオンラインサービスはアカウント登録(無料)が必要ですが、短い手続きで利用できます。
領収書に必要な用途や機能に応じて選んでいきましょう。
以下に、厳選した「簡単に使えるオンラインサービス」のサイトを5つ紹介します。
1.イーシレート
会員登録:不要
・Web上で必要項目を入力するだけでデータを作成することができる
・領収書だけでなく「請求書」「見積書」「納品書」「発注書」「領収書(明細)」も選択可能
2.領収書.net
会員登録:不要
・Web上で必要項目を入力するだけでデータを作成することができる
・Excelから取り込んで宛名入りの領収書を一括作成可能
・宛名が空白の領収書ひな形も作成可能
3.ウェブ de 領収書
会員登録:不要
・Web上で必要項目を入力するだけでデータを作成することができる
・電話番号、メールアドレス、FAXなど入力できる項目が多い
4.Canva
会員登録:不要
・デザインツールのため、領収書以外でもテンプレートが豊富
・デザイン性の高さも〇
5.INVOY
会員登録:必要(Freeプランは無料)
・請求書作成プラットフォーム(領収書も作成可)
・インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応
STEP2)作成したデータを印刷する

PDFデータを作成したら、次はいよいよ印刷です。
無料のオンラインサービスで作成したPDFデータを使用しても、電子領収書や自身のプリンターでの印刷には何も問題ありません。
しかし、自身のプリンターでは印刷できる領収書は限られています。
複写式の領収書やミシン加工、針綴じや製法などの加工が必要な場合、それ相応の設備がないと印刷できません。
作りたい領収書に合わせて、印刷方法を選択しましょう。
- 単式領収書(領収書が一枚で完結するタイプ)の場合 → 自身のプリンターで印刷
- 複写式(書いたものが転写するタイプ)や加工が必要な場合 → 印刷会社に発注
■自身のプリンターで印刷
2025年現在、販売されているプリンターはPDFに対応しています。
ご自身のプリンターにPDFデータを送信することで、そのまま領収書を作成できます。
自身でプリンターを持っていない場合でも、コンビニでネットプリントすることで印刷が可能です。
▶ネットプリントとは
パソコンやスマホから画像・文書をアップロードし、コンビニのプリンターで印刷するサービスです。
専用のアプリが必要ですが、ファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンなど多くのコンビニが実施しています。
■印刷会社に発注
複写式の領収書や加工が必要な場合は、印刷会社に発注が必要になります。
その際、無料のオンラインサービスで作成したPDFデータを入稿して、注文ができます。
【PDFデータで入稿できる印刷会社例】
いずれの印刷会社も、無料オンラインサービスのデータだけでなく、
自身でillustratorやofficeのソフトで作成したデータでの入稿も可能です。
まとめ
以上、無料のオンラインサービスを活用した領収書の簡単な作り方でした。
基本的にPDFデータさえ作成できれば、領収書だけではなく他の書類にも対応できます。