減感印刷(加工)について
特に契約書、申告書などに多いのですが、2枚、3枚複写の下紙に部分的に複写されないようにすることを、減感印刷(加工)と言います。
ノーカーボン紙は、別名感圧紙と呼びますが、読んで字のごとく、ペンなどで圧力を加えることで、紙に塗布されている液が感じて印字します。それを感じないような液を印刷する事が減感印刷(加工)です。
通常の印刷と同様に、板を作成して印刷しますが、下記に詳細を説明します。伝票全般、領収書印刷、契約書(申込書)等の価格表のページで、オプション加工料金が表示されます。
(1) 減感加工の版の作成
(完全データ入稿は、お客様ご自身で作成してください)
※ 当社のデザインテンプレートご利用の場合は、当社のデザイナーが作成します
(例) B6版 縦サイズ

○左図の様に、減感位置を黒く塗りつぶしてください。網点や囲み罫ばかりでなく黒ベタです。
○版が異なる場合は、版毎に全て塗りつぶしてください。
○同版の場合は、1枚だけの入稿でОKです。
(2) 減感位置と版数について
下記の①~④の図を参考に、減感の位置や版数を算定してご注文してください。
(価格表の条件選択は、下記の赤文字に従ってください。)
①(2枚複写、減感1版)

減感個所は、1カ所です。
「減感加工1枚」です。
②(3枚複写、減感2、版数1)

減感個所は、同版で2カ所です。
「減感加工2枚(同じ箇所)」です。
③(3枚複写、減感2、版数2)

減感個所は、別版で2カ所です。
「減感加工2枚(異なる箇所)」です。
④(4枚複写、減感2、版数3

減感個所は、別版で3カ所です。(参考掲載)
価格表に選択はありません。お見積もり致します。
(3)減感ご注文ページ
(下記リンクより減感加工のご注文をお選び頂けます。)
デザインテンプレート